その1
掃除を楽にするコツをマスターすれば、いつもより丁寧に掃除するだけで終わります。
年末の大掃除を考えると「寒いし、面倒だし、おっくう」という方は少なくありません。「時間がかかるし、とにかく大変!」というイメージを持つ方も多いようです。でも、「お正月はお客様が来るので仕方ない」「せめて年末くらいは、家中をきれいにしたい!」という思いでスケジュールを調整して大掃除をする方もいらっしゃるかもしれません。今回は、今からできる大掃除を楽にする工夫や家づくりのアイデアについてお伝えいたします。
1. 「掃除」と「片付け」言葉の違いを知り、頭の中を整理する
掃除や片付けが苦手という方の多くは、掃除と片付けの違いを知らず、同時進行で進める方が多いです。掃除とは、汚れを取り除くこと。
片付けとは、使う前の状態に戻すこと(現状復帰)。
掃除と片付けは、実は全く別の作業です。同時に進めるには高いスキルが必要です。
掃除や片付けに苦手意識がある人こそ、自分がしたいのは掃除なのか、片付けなのか、住まいの中を見渡しながら頭の中を整理しておくとよいでしょう。
2. 大掃除は年末にまとめず、年間スケジュールを組む
年末は何かと忙しい時期だけでなく、気温も低くなるため汚れが落ちにくかったり、体を動かしにくかったりします。そのため、年末の大掃除は、「いつもより丁寧に掃除をする」位の掃除に変え、換気扇の掃除やガラス拭きといった、手間のかかる掃除は年間スケジュールを組んで分散させておくと良いでしょう。
3. 不用品をためこまない
大掃除のときに1年間溜め込んだ不要なものを一気に出すこともあるでしょう。掃除に限らず毎日忙しい日々を送っていると、「あとでやろう」「まとめてやろう」と思う機会も多いですから、無理もありません。でも、この「あとで」「まとめて」の習慣こそが、ものが増え、手に負えなくなる原因。
- 不要なDMはすぐ仕分ける
- 不要な空箱は紙ゴミコーナーへ
- 日用品はパッケージを外して収納棚にしまう
など不要なものは「あとで」ではなく「今すぐ」、「まとめて」ではなく「少しづつ」手放すようにしてみましょう。燃えないゴミの日や不燃ゴミの日をつい忘れてしまう方は、携帯アプリのリマインド機能を活用するのがおすすめです。今できることをすぐする習慣が身につくと、年末の大掃除が楽になるだけでなく、日々の暮らしも快適になり、家の中も整います。
4. 機能性の高い住宅設備を採用する
キッチンや浴室、トイレなどの住宅設備は、汚れが付きやすく日々のお掃除が欠かせない場所です。これから家づくりやリノベーションを考えている人は汚れが落ちやすい素材を選びはもちろん、掃除機能のついた設備を選ぶのもよいアイデアです。たとえば、
- 使用後に除菌ミストで汚れの付着を軽減するトイレ
- 風呂床に洗浄ミストが噴射されるユニットバス
- 自動洗浄機能のついたユニットバス
大掃除の由来は、一年のすすをはらい、お正月の神様をお迎えするための準備のための行事。「いつもより丁寧に掃除をするだけ」で、新年を気持ちよく迎えられるよう、毎日できることを少しづつ増やしていきましょう。
大掃除の由来は、一年のすすをはらい、お正月の神様をお迎えするための準備のための行事。「いつもより丁寧に掃除をするだけ」で、新年を気持ちよく迎えられるよう、毎日できることを少しづつ増やしていきましょう。
クレド鷹.nakamine