家事が楽になる!回遊性の高い間取りの特徴

間取り

住み心地の良さを左右する非常に重要な要素の1つです。家族構成やライフスタイルに合った間取りにすることでお住まいをより快適にすることができます。

しかし、どのような間取りにすればいいのか迷われている方は多いかと思います。

そこで今回は、「回遊性の高い間取り」についてお話します。実例もあわせてご紹介していますので、家づくりを検討されている方は是非参考にして下さい。

 

 

 

 

回遊性の高い間取りとは

回遊性の高い間取りとは、洗面や収納、LDK等をぐるっと回れる間取りのことを指します。家の中に行き止まりがなく、スムーズに部屋の移動を行えるため、「生活動線」や「家事動線」に非常に優れた間取りとなっています。

生活動線とは朝起きてから夜寝るまでの日常生活を営むために移動する経路のことをいい、家事動線とは料理や洗濯、掃除などの一連の家事を行うために移動する経路のことをいいます。

動線を意識した間取りにすると無駄な移動が少なくなるので効率的に作業を進められ、日々の疲労やストレスの軽減に繋げられます。

リノベーションでよく取り入れられる回遊性の高い間取りには、キッチン・脱衣所・浴室などの水回りや家事動線を中心に回遊できるようにする配置や、どこからでも利用しやすいようにLDKを中心に回遊できるようにする配置などがあります。

 

メリット
〇移動がスムーズになる
動線を考慮した間取りになっているため、同じ場所を何度も行ったり来たりすることなく、スムーズに移動することができます。動線が短くなる分、家事や毎日の作業の負担を軽減できます。

〇風通しや採光が良い
回遊性を持たせることで室内の空気が巡回しやすくなり、空気の入れ替えをスムーズに行えます。自然な換気で一年中快適な状態を保つことが可能です。また、自然光を十分に取り入れることができるので、採光性や明るさを重視したい方にもお勧めです。

〇家族とのコミュニケーションが取りやすい
回遊性の高い間取りは家の中を見渡しやすいため、家族の存在を感じながら過ごすことができます。そのため、自然とコミュニケーションを取ることや、お子様のいる家庭はお子様の様子を見ながら家事をすることも可能です。

しかし!
〇広いスペースが必要になることも
回遊性が高い間取りでは、回遊できるスペース+通行できるスペースが必要になるため、ある程度の広さが必要となります。場合によっては、他のスペースが手狭になることもありますが、プランによっては限られたスペース内で回遊性の高い間取りにすることも可能です!

 

クレド鷹.nakamine