恵方巻 昔からの人気具材とイミ

恵方巻、昔からの人気具材と意味

福を司る「歳徳神」さまがいらっしゃる方角(恵方)を向いて、

まるかぶりする節分の「恵方巻」。発祥は諸説ありますが、江戸末期に

関西で始まったと言われています。

具材の数や種類は地域によって様々ですが、縁起のよい「七福神」にちなんで、

次の具材が昔からよく巻かれてきました。

●きゅうり…「九の利を得る」という意味合いから商売繁盛の恵比寿さま

●伊達巻、だし巻き…玉子の黄色は金運アップの象徴なので、財運を司る大黒天さま

●高野豆腐…材料の大豆は邪気を払うとされ、鎧をまとった勇ましい毘沙門天さま

●かんぴょう…形が羽衣に似ていることから、羽衣を羽織る女性の弁財天さま

●しいたけ…ふっくらと炊いた形が大きな福耳に似ているので福禄寿さま

●うなぎ・穴子…身の長さは永続を象徴し、長寿や病気を治す寿老人さま

●桜でんぶ、おぼろ…幸せを連想する桜色から、笑顔をいつも絶やさない布袋さま

今ではマグロやサーモン、トンカツなどが人気ですが、最近は韓国
風の「キンパ巻き」や、パン製品の「恵方ロール」も登場している
ようです。
七福神をイメージして、オリジナル具材の恵方巻を作ってみるのも
楽しそうですね。

 

 

 

 

 

クレド鷹.nakamine